足の穿刺傷は、馬の生命を脅かす非常に深刻な傷となります。
貫通物には土やサビ、糞尿などが付着していることが多く、これらが細菌を敏感な蹄の組織に運び込む可能性があるからです。
これら組織の慢性感染は、持続的な跛行や馬の運動能力の低下を引き起こす可能性があります。
残念なことに、貫通物がまだ残っていない限り、最初の傷がすぐに閉じてしまうため、馬が穿刺傷を負っていることを認識するのが難しいことがあります。
穿刺傷は、貫通した深さと足の部位によって分類されます。貫通の深さは、角質組織を貫通しただけの場合は表面的なもの、足底で1cm以上、蹄叉(ひづめの中心部の軟骨部)で1.5cm以上貫通した場合は深いものとなります。
深い傷は、その場所によって3つのタイプに分けられます。
穿刺傷は、細菌や破片がP3の蹄骨下面に入り込むため、馬の敗血症性蹄骨炎の原因となることがよくあります。
症状
●様々な程度の跛行
●肢動脈の拍動亢進の増加
●触れると暖かい
●繋の腫れ
●蹄鉗子への反応
●穿刺物がまだ残っているか、穿刺穴が見えているか
治療
※貫通した異物が残っている場合
獣医師が到着するまで異物を取り除いてはいけません。
獣医師は、異物を固定した状態でX線写真を撮り、関係する組織の範囲と貫通の方向を決定する必要があります。
※破傷風トキソイド
過去6ヶ月間に馬が接種していない場合
※抗炎症薬
※滑膜組織の関節穿刺
※外科的デブリードマン
※抗生物質
予後
※様々な要因が絡み合っているため、大きく異なります。

