その他の馬の小形腸円虫症(症状・予防) ~ 大円虫類は大きな口腔に腸粘膜を深く吸引して吸血しますが、小円虫類は腸粘膜表層に咬着します

小円虫類の成虫は盲腸、結腸内に寄生しています。 大円虫類はおおきな口腔に腸粘膜を深く吸引して吸血しますが、小円虫類は腸粘膜表層に咬着して粘膜を...

記事を読む

馬の大円虫症または硬口虫症 ~ 症状は特に幼駒に著しく、幼駒の下痢症の原因として重要

症状をみることは少ないが、病原性の強い普通円虫、無歯円虫の寄生が重要です。重度寄生によって食欲不振、衰弱、栄養障害、発育不良、抑うつ、発熱、粘膜蒼白、下...

記事を読む

ピロリジジンアルカロイドの毒性(Pyrrolizidine alkaloid toxicity) ~ 馬における肝障害の一般的な原因

ピロリジジンアルカロイド (PA) 毒性は、馬における肝障害の一般的な原因です。 ピロリジジンアルカロイドを含有する生または乾燥した植物材料 ...

記事を読む

毛細線虫症または毛体虫症(症状・予防) ~ 家禽の食道、素嚢に寄生する種類では、これらの消化管粘膜に肥厚、腫脹、壊死、剥離などがみられる

家禽の食道、素嚢に寄生する種類(穿通毛細線虫、有環毛細線虫、捻転毛細線虫)では、これらの消化管粘膜に肥厚、腫脹、壊死、剥離などがみられます。 ...

記事を読む

トリヒナ症または旋毛虫症(症状・予防) ~ 重度感染では症状は明瞭であり、疾病経過を3期に分けることができる

自然感染では多くの感染例が軽度であり、無症状に経過します。重度感染では症状は明瞭であり、疾病経過を次の3期に分けることができます。 ●腸寄...

記事を読む

鞭虫症または毛頭虫症(症状・予防) ~ 豚では全年齢に寄生を認めますが、症状をみるのは幼・老豚に多い

豚では全年齢に寄生を認めますが、症状をみるのは幼・老豚に多く、重度寄生で慢性下痢、特に粘血液下痢、食欲不振、発育不良(幼豚)、脱水、削痩、粘膜蒼白がみら...

記事を読む

ヨウシュヤマゴボウの毒性(Pokeweed toxicity) ~ 全体にわたって毒があり果実も有毒で果実中の種子は毒性が高い

ヨウシュヤマゴボウ(Phytolacca american)は、北米原産のヤマゴボウ科ヤマゴボウ属の多年草で別名はアメリカヤマゴボウ。アメリカ合衆国では...

記事を読む

糞線虫症(症状・予防) ~ 食欲不振、元気消失、急性腸炎による下痢が必発し、血液・粘液性から白痢性の下痢が頻発します

成豚では寄生しても通常は症状を認めません。幼豚でも軽度感染では一般に症状をみませんが、重度寄生した場合に症状は顕著です。 病豚は食欲不振、元気...

記事を読む

蟯虫症(症状・予防) ~ 寄生馬は舎壁や馬栓棒など器物に尾根部を擦り付け、また臀部を噛む動作がみられる

馬蟯虫症は舎内飼育馬にみられる疾患であり、一般に激しい症状をみることはありません。重度寄生の場合は、大腸寄生の虫体による病害から、腹部不快など漠然とした...

記事を読む

盲腸虫症(症状・予防) ~ 幼雛に重度寄生すると淡黄緑色調の下痢便を排し、抑うつ、栄養障害、発育不良を認めます

少数寄生では明瞭な症状を認めませんが、幼雛に重度寄生すると、盲腸にカタール性炎症を生じ、淡黄緑色調の下痢便を排し、抑うつ、栄養障害、発育不良を認めます。...

記事を読む

鶏回虫症(症状) ~ 感染は春から初夏に多く、特に梅雨期に濃感染がおきやすい

成鶏は鶏回虫の感染に抵抗性がみられ、症状が顕著なのは幼雛です。感染は春から初夏におおく、特に梅雨期に濃感染がおきやすい。 したがって、春季孵化...

記事を読む

ドクニンジンの毒性(Poison hemlock toxicity) ~ 植物のすべての部分に毒性がある

ドクニンジン(コニウム・マクラツム:Conium maculatum)は、ヨーロッパや西アジアが原産の一年草または二年草です。 アメリカやオセ...

記事を読む

回虫症(症状) ~ 6ヶ月齢以下の幼獣に高度な感染が認められ、症状も激しく現れる

回虫は年齢抵抗性に原因して、ほぼ6ヶ月齢以下の幼獣に高度な感染が認められ、症状も激しく現れます。成獣では寄生率は低く、症状もきわめて軽度にしか認められま...

記事を読む

豚嚢虫症(症状・予防) ~ 発熱、発育障害、食欲不振、嚥下障害、腹部膨満、呼吸困難、跛行、運動障害などが一般的な症状

高度寄生を除いて多くは症状は不明です。発熱、発育障害、食欲不振、嚥下障害、腹部膨満、呼吸困難、跛行、運動障害などが一般的な症状です。 寄生部位...

記事を読む

包虫症(症状・予防) ~ 主なる部位が肝臓と肺なのでこれらの臓器障害が現れます

症状は包虫の占居臓器、大きさ、数によって異なりますが、主なる部位が肝臓と肺であるから、これらの臓器障害が現れます。 包虫が肝臓に形成されて症状...

記事を読む

共尾虫症(症状・予防) ~ 感染後1~3週間に体温上昇、脳膜炎、脳炎の症状をみることがあります

感染後1~3週間に体温上昇、脳膜炎、脳炎の症状をみることがあります。嚢虫が発育して中枢神経を圧迫するようになり、感染後6~8ヵ月にかけて、進行性の神経症...

記事を読む

細頸嚢虫症(症状・予防) ~ 子豚、子羊、子牛などに多数感染をみると、肝嚢虫症がみられ、肝障害、急性腹膜炎から、抑うつ状態、食欲不振、衰弱、腹水などの症状がみられる

軽度感染では病害もわずかであり臨床上問題となりません。一般にと畜場で検出されます。 子豚、子羊、子牛などに多数感染をみると、肝嚢虫症(hepa...

記事を読む

ファラリス中毒(Phalaris toxicoses) ~ クサヨシ属の植物を摂取することによって引き起こされます

ファラリス中毒は、クサヨシ属の植物を摂取することによって引き起こされます。 最も頻繁に見られるのは、 オニクサヨシ (Phalaris aqu...

記事を読む

牛嚢虫症(症状・予防) ~ 主要症状は採食・嚥下障害、運動障害、呼吸困難、心筋寄生から心不全など

多くの感染牛は生前にほとんど症状がなく、剖検後にはじめて寄生を知るのが実態であり、臨床状問題になることはほとんどない。 重度の感染によって特殊...

記事を読む

家禽(鶏・ウズラ)の条虫症(症状・予防) ~ 重度寄生において、特に幼雛では症状が激しい

家禽には真条虫類だけが寄生し、二葉類はみられない。分類学的にはダベン条虫、膜鱗条虫科、二孔条虫科に属します。 症状は、寄生数、鶏の年齢、栄養状...

記事を読む

猫の条虫症(症状・予防) ~ 多数寄生で、特に幼猫においては慢性腸炎などの症状が認められる

健康な成猫では一般に激しい症状を表すことはありません。しかし、多数寄生で、特に幼猫においては、慢性腸炎の結果、食欲不振、下痢、便秘、削痩、発育不良、被毛...

記事を読む

日本住血吸虫症の症状 ~ 体内移行期に、一過性の咳、発熱がみられる

セルカリア皮膚炎 セルカリアの侵入局所に丘疹、膿疱疹、掻痒感をみる皮膚炎を生じ、再感染で増強します。皮膚炎の多発部位は四肢下部です。 ...

記事を読む

犬の条虫症(症状) ~ 元気なく抑うつ状態、食欲不振、ときに亢進する

症状の発現は寄生の程度、動物の年齢や状態によって異なります。一般に健康な成犬では無症状に経過するものが多く、明瞭な症状をみることは少ない。 多...

記事を読む

馬のシマスズメノヒエふらふら病(Paspalum staggers) ~ シマスズメノヒエの摂取から生じる馬の神経疾患

シマスズメノヒエふらふら病は、クラビセプス・パスパリ(Claviceps paspali)の菌核(麦角)を含むシマスズメノヒエを摂取することで生じる馬の...

記事を読む

反芻獣の条虫症(症状) ~ 幼獣、特に6ヶ月齢以下のものには被害が大きい

拡張条虫はめん羊、山羊に、ベネデン条虫は牛に主として寄生が見られます。Moniezia属条虫の寄生では、成獣には明瞭な症状をみないが、幼獣、特に6ヶ月齢...

記事を読む

馬の条虫症の症状 ~ 寄生率は幼齢馬、特に放牧子馬に高い

軽度寄生では一般に無症状ですが、重度寄生によって食欲不振、抑うつ、消化障害、貧血、削痩、栄養不良、間歇性疝痛、血液が混じった粘液便の排泄がみられます。 ...

記事を読む

鉤頭虫症の症状 ~ 重度寄生では腹痛、食欲不振、下痢、削痩がみられる

大鉤頭虫は豚に多く検出されます。本邦では奄美大島のリュウキュウイノシシから雌虫7匹が発見されています。虫体は赤味を帯びた大型の虫体で、小腸粘膜に鉤着して...

記事を読む

鶏卵吸虫症 ~ 形成不全卵の産出、産卵率の減少、腹部膨満などの症状

症状 一般症状として、食欲不振、衰弱、体重減少、産卵率低下が認められますが、感染後早期から現れる異常として、無殻、軟卵などの形成不全卵の産出が...

記事を読む

腸管の吸虫症の症状 ~ 虫体は腸粘膜に吸着し、局所の炎症、多数寄生の場合は潰瘍を生じる

重度寄生を除いて症状をみることはほとんどない。豚の小腸に寄生する肥大吸虫は台湾、中国の中南部、インド、タイ、フィリピンなどに濃存します。 虫体...

記事を読む

キョウチクトウの毒性(Oleander toxicity) ~ 世界中の動物中毒の主な原因となっています

キョウチクトウ(夾竹桃:Nerium oleander)は、キョウチクトウ科キョウチクトウ属の常緑低木もしくは常緑小高木で、世界中の動物中毒の主な原因と...

記事を読む

肺吸虫症の症状 ~ 重度感染では咳、呼吸困難、乾性ラ音、呼気性喘鳴や胸膜炎の症状を示す

家畜では症状が不明な場合が多いですが、重度感染では咳、呼吸困難、乾性ラ音、呼気性喘鳴や胸膜炎の症状を示します。2次感染があると体温上昇もみられます。 ...

記事を読む

鳥類寄生住血吸虫によるセルカリア皮膚炎 ~ セルカリアの皮膚侵入によって生ずる掻痒性皮膚炎

セルカリアの皮膚侵入によって生ずる掻痒性皮膚炎です。本邦では北海道から沖縄まで各地に人体症例が報告されており、肥かぶれ、田かぶれ、水かぶれ、水田病などの...

記事を読む

その他の住血吸虫症の症状 ~ 日本住血吸虫症と類似の症状を示す

門脈・腸間膜静脈に寄生する他種の住血吸虫症も、日本住血吸虫症と類似の症状を示します。 トルキスタン住血吸虫は、虫卵による肝硬変と腸壁の結節を主...

記事を読む

急性肝蛭症 ~ 発生時期は秋・冬であり、1~2歳の若牛に発生が多い

急性肝蛭症は多数の幼虫が肝臓に侵入し、広汎に肝実質が破壊されて急性肝不全が生じ、加えて腹腔内出血、急性腹膜炎の影響も合わさって発生します。 し...

記事を読む

慢性肝蛭症 ~ 秋から翌年の春にかけて発症し、一般に成牛に認められる

慢性肝蛭症の発展は緩徐で、感染後2ヵ月以降に慢性症状を表します。その発生は胆管内の成虫の寄生活動に関係し、胆管炎、胆管閉塞、肝臓組織の破壊と繊維症です。...

記事を読む

硝酸塩の毒性(Nitrate toxicity) ~ 硝酸塩中毒は急速に死に至る可能性があります

硝酸塩は、有機化合物の酸化によって生成され、植物の根に吸収される天然物質です。ほとんどの植物は少量の硝酸塩しか吸収できません。 しかし、硝酸塩...

記事を読む

ノミの症状 ~ 刺咬吸血による痒覚から噛む、ひっかく、などの不安状態および被毛不良、体重減少がみられる

ノミの寄生による病害は犬、猫に重要です。これら動物に寄生するノミの好寄生場所は背、腋下、下腹、内股部であり、刺咬吸血による痒覚から噛む、ひっかく、などの...

記事を読む