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西部ウマ脳炎(Western Equine Encephalitis) ~ ウイルスの感染によって起こるヒトや馬の脳炎を主徴とした疾病

西部ウマ脳炎(Western Equine Encephalitis) ウマ(馬)の病気

 
 
西部ウマ脳炎(WEE)は、西部ウマ脳炎ウイルス(WEEV)によって引き起こされる蚊媒介性人獣共通感染症です。
 
 
WEEVは、トガウイルス科のアルファウイルス属です。
 
 
1930年にカリフォルニアに住む馬で最初に報告されました。WEEVは人間と馬に影響を及ぼしますWEEは馬に重度の脳炎を引き起こす可能性があります。
 
 
WEEVは、米国のミシシッピ川の西側、スペリオル湖からロッキー山脈までのカナダ中南部、ブリティッシュコロンビア州に生息する馬にとって影響を及ぼします。
 
 
WEEVによる感染のほとんどの症例は、蚊が最高の個体数密度に達した直後の6月から8月の夏の間に現れます。
 
 

西部ウマ脳炎の感染経路

 
 
WEEは主にコガタアカイエカという蚊によって媒介されますが、5つの異なる属(ヤブカ:Aedes、ハマダラカ:Anopheles、キンイロヌマカ:Coquillettidia、イエカ:Culex、ハボシカ:Culesita)の様々な種類の蚊でも発見されています。
 
 
鳥類はWEEにとって最も重要な脊椎動物の宿主であり、蚊-脊椎動物-蚊のサイクルを形成しています。
 
 
主な増幅宿主は、イエスズメ(Passer domesticus)とメキシコマシコ(Carpodacus mexicanus)です。また、ハゴロモガラス、カササギ、オグロジャックウサギ、カンガルーネズミ、セイブハイイロリス、プレーリードッグなども増幅宿主となります。
 
 

西部ウマ脳炎の潜伏期間

 
 
WEEの潜伏期間は5~10日です。
 
 

症状

 
 
●抑うつ

●頭部を馬房壁に押し付ける仕草

●視力の低下

●運動失調

●嚥下困難

●不全麻痺

●麻痺

●行動の変化

●歯ぎしり
 
 

診断

 
 
●病歴

●臨床兆候

●身体診察

●臨床検査
 
 

治療

 
 
※獣医・保健所へ連絡

※支持療法
 
 

予防

 
 
※ワクチン接種

※バイオセキュリティ
 
 

予後

 
 
死亡率はEEEに比べて低く、一般的には30%以下ですが、神経症状を発症した馬は予後が悪くなります。

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