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馬のサルモネラ症(Salmonellosis) ~ 成馬の下痢の原因として最も一般的な感染症の一つです

馬のサルモネラ症(Salmonellosis) ウマ(馬)の病気

 
 
サルモネラ症は、サルモネラ菌による感染症で、成馬の下痢の原因として最も一般的な感染症の一つです。
 
 
サルモネラ菌はグラム陰性の桿菌で、サルモネラ・エンテリカ(S.enterica)とサルモネラ・ボンゴリ(S.bongori)の2つの種があります。大部分の症例は、単一の亜種であるS.entericaに関連しています。
 
 
下痢の重症度は、水っぽくない軟らかい便から悪臭を放つ液体まで様々です。
 
 

伝播

 
 
馬は、汚染された水や飼料を摂取したり、感染した動物の排泄物、汚染された環境表面、あるいは厩務員や騎手の汚染された手や器具との口腔内接触によって感染します。
 
 
また、馬はサルモネラ菌の保菌者であり、断続的に糞便中に菌を排出することがあります。これらの馬は、ストレスを受けるまで臨床症状を示さないこともあります。
 
 

症状

 
 
●発熱

●下痢

●体重減少

●疝痛
 
 

診断

 
 
●病歴

●臨床兆候

●身体診察

●臨床検査

●生検
 
 

治療

 
 
※抗生物質

※経口薬

※輸液

※電解質

※サルモネラ菌に対する高濃度の抗体を含む血漿

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