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配糖体に属する有毒植物 ~ イヌホオズキ

5.0
イヌホオズキ 家畜中毒

 
 
イヌホオズキ Solanum nigrum(Black nightshade)ナス科
 
 
ヒヨドリジョウゴ(ホロシ)S.(Bittersweet)、マルバノホロシS.gracilescens、ジャガタライモS.tuberosum
 
 
以上の各種には塩基性配糖体ソラニンSolanin C₅₂H₂₃NO₁₈を含む。
 
 
ジャガタライモの根茎は食用物ですが、新芽や緑色の芽および茎葉に含有し幼芽は短いもの程ソラニン含量がおおく、皮にも含まれ夏に多量で根茎の変敗初期に増量します。
 
 
中毒例は馬、牛、羊、山羊、豚、稀に鹿が被害を受けます。
 
 

症状

 
 
神経性、胃腸性、皮疹性の3型に分つ。
 
 

(1)神経型

 

もっとも急性のもので迷朦と麻痺を主徴とします。
 
また、胃腸型と合併する場合があります。

 
 

(2)胃腸型

 

下痢、鼓脹、嘔吐、流涎などの胃腸炎をおこし、また口蹄疫に類する口腔粘膜潰瘍を見ることがあります。

 
 

(3)発疹型

 

皮膚炎、口腔炎、結膜炎、眼瞼腫脹、脚、肛門周囲、鼻根部、乳房、頸などに胞状、膿疱様湿疹を見、肢端の疼痛、腫脹がある。

 
 

療法

 
 
胃腸炎にはタンニン酸液や蒼鉛剤の内用竝に粘滑剤を与え同時にグルタチオン剤やビタミンCあるいはチオ硫酸ソーダ液の静脈内注射は効果が多い。
 
 
その他は専ら対症療法に処置します。

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