糸状虫上科(Filaroidea)の糸状虫科(Filariidae)のParafilaria属、オンコセルカ科(Onchocer-cidae)のセタリア属(Setaria属)、オンコセルカ属(Onchocerca属)とElueophora属の糸状虫が原因となります。
このなかで我が国にふつうなものは、セタリア属とオンコセルカ属です。糸状虫科の種は原始的な糸状虫であるといわれ、他の科の糸状虫とは異なり、虫卵は他の線虫卵のように厚い卵殻をもっています。
孵化した幼虫はミクロフィラリアではなくふつうの1期幼虫です。成虫は皮膚と皮下組織に寄生していて、虫卵は皮膚病巣を通じて皮膚表面に達し、そのまま、あるいは孵化した1期幼虫として、中間宿主である昆虫に摂取されます。
オンコセルカ科は、高等な糸状虫で、卵殻は薄く膜状で虫体を鞘状に包んでいる。
セタリア属では母虫の子宮内で孵化せずに有鞘ミクロフィラリア(ensheathed micro-filaria)として産出されますが、Onchocerca属とElaeophora属では母虫体内で孵化して無鞘ミクロフィラリア(unsheathed microfilaria)として産出されます。
馬の糸状虫症の原因
ウマ(馬)の病気
