アフラトキシン中毒は、アフラトキシンに汚染された飼料を食べることによって引き起こされる真菌中毒症です。
アフラトキシンは、アスペルギルス・フラバス(Aspergillus flavus)とアスペルギルス・パラシタス(A.parasitus)という2種類の真菌が産生する特定の種類のマイコトキシンです。
アフラトキシンには20種類以上の種類がありますが、大きく分けてB1、B2、G1、G2の4種類に分類されます。最も危険なのはアフラトキシンB1です。
アフラトキシンは主に馬の肝臓に損傷を与えます。死に至る前に発現することもあれば発現しないこともある臨床症状は、アフラトキシンによる損傷に起因する肝不全に関連しています。
アフラトキシン中毒症の臨床徴候
馬は、摂取した毒素の量に応じて、急性または慢性のアフラトキシン中毒を発症します。
急性アフラトキシン中毒を発症した馬は、通常、突然死以外の臨床症状を示しません。
最も一般的な慢性例では、食欲不振、衰弱、抑うつ、貧血、黄疸、体重減少などの臨床症状が見られ、最終的には肝不全で死亡します。
飼料汚染のリスク
毒素を生成する真菌は、ピーナッツ、綿実、トウモロコシ、モロコシ属、穀類などの炭水化物を多く含む飼料を、温暖(25.5~32℃)で湿度の高い(相対湿度97~99%)環境で保存すると増殖します。
ピーナッツとトウモロコシは、収穫前に干ばつによって発育中の種子が早く乾燥してしまうと汚染される可能性があります。
症状
●抑うつ
●黄疸
●運動失調
●食欲不振
●褐色尿
●被毛状態が悪い
●心拍数の増加
●呼吸数の増加
●痙攣
●急速な体重減少
●筋力低下
●突然死
診断
●病歴
●臨床兆候
●血液検査-貧血、肝酵素上昇、血清胆汁酸、アルブミン:グロブリン比、プロトロンビン活性
●飼料のマイコトキシン検査
※獣医さんを待っている間
疑わしい飼料源を取り除く
治療
※支持療法
結果として生じる肝障害に対して
※ビタミン補給
L-メチオニンとビタミンE

