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ブルトン(Breton)

ブルトン ウマ(馬)

ブルトン
 
 
フランス西部ブルターニュ半島の馬を総称してブルトンと言っています。分類上は、中間種、輓馬です。もともとブルターニュ地方では、海岸地方には大格のものが、山岳よりには小格のブルトンがいました。
 
 
これらにペルシュロン、アングロ・ノルマンなどの重種を交配して重化し、さらにハックニー(ノーフォーク・トロッター)を交配して、体の緊りと性質の快活化を図り、また速歩能力の高い運歩の軽快なものを作出しました。
 
 
フランスではこれを郵便馬車用の輓馬に用いました。また、このころのブルトンをポスチェ・ブルトンと称していました。
 
 
その後、さらに体幅を増し、重量を加え農用あるいは砲兵輓馬として用いました。そして名称もトレイ・ポスチェ・ブルトンと称するようになりました。
 
 
ブルトンにはこれとは別に元々重いブルトンがいて、これをトレイ・ブルトンと称していました。
 
 
第二次大戦の戦後、昭和27年(1952)以降、本邦に輸入されているブルトンはこのトレイ・ブルトンです。
 
 

ブルトンの外観

 
 
毛色は栗毛、芦毛、糟毛が多い。体格は大小あり、体高も155~170cmです。海岸地方のものは大型・山地のものは小型です。低身で頸は短厚、胸広く深く、腰は短く広い。尻も広く丸尻です。
 
 
四肢は筋肉よく発達し、関節強大で、歩様軽快です。
 
 

能力

 
 
輓馬あるいは農馬として能力が高い。トレイ・ポスチェ・ブルトンは第1次大戦中は砲兵輓馬として、とくに高名を博していました。
 
 
現在、本邦ではこれを種馬として用い、この血液の入ったものを、主として農馬として利用し好評です。
 
 

分布

 
 
フランス以外、ヨーロッパに分布しています。
 
 
本邦には大正9年(1920)に輓馬改良の種馬として輸入されましたが、その成績は判然としませんでした。
 
 
第2次大戦の戦後はトレイ・ブルトンが、戦前のアングロ・ノルマンに代わって輸入され、重種系および中間種系の輓馬の改良用種馬として全国的に用いられています。

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