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二酸化炭素(carbon dioxide, 炭酸ガス) ~ 実験用小動物(特にモルモット)の短時間麻酔に用いる

二酸化炭素 呼吸器循環・体液平衡

 
 
血液中のCO₂分圧が低下するとpH上昇(アルカローシス)、毛細管・静脈の緊張低下による末梢血液貯留が起り、重症では心停止によって死亡する。
 
 

臨床応用

 
 
①酸素欠乏での酸素吸入では二酸化炭素を5%含む酸素を用いて酸素性無呼吸を防止している。
 
 
②実験用小動物(特にモルモット)の短時間麻酔に用いる。
 
 
この目的にはデシケータを用意してドライアイスと水を入れ、動物を入れて麻酔に入ったら直ちに取り出す。
 
 
麻酔時間は秒単位であるから採血などの軽い処置に用いる。
 
 
③欧米では豚・綿山羊の屠殺に用いている。
 
 
本邦でも実験用小動物の殺処分に用いる。
 
 

注意

 
 
麻酔からの回復時にCO₂5%混合酸素を用いると回復が遅れる。
 
 
また麻酔回復時に呼吸興奮の目的でCO₂を吸入させることは危険です。

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