間接型・混合型アドレナリン作動薬
この系の薬物はカテコールアミンではないのでCOMTに影響されないし、多くはMAOに対しても抵抗性です。このために経口投与で持続的有効性が期待できる。
薬理作用の面では一般にβ₂作動作用と中枢興奮作用が強い。
エフェドリン(ephedrine)
マオウ(麻黄、Ephedra sp,)の地下茎に含まれるアルカロイドであるが、合成によって作られている。
薬理作用
循環系
エフェドリンの作用はエピネフリンに類似しているが、持続性で心興奮作用が弱い。血管収縮作用によって血圧を上昇させる。
この昇圧作用は間接作用型でエフェドリンが交感神経末端のノルエピネフリンを遊離させる作用による。このために短時間間隔で反復するとノルエピネフリンの枯渇によるタキフィラキシーが観察される。
呼吸
気管支拡張作用が強く、また呼吸中枢を興奮させるので呼吸量が多くなる。
エフェドリンの気管支平滑筋に対する作用は直接作用型です。
臨床応用
気管支喘息の予防や鎮咳補助薬として用いる。

