七面鳥、ウズラ、クジャク、ヤマドリに自然感染がみられますが、特に七面鳥に重要で、1~9週齢の雛鳥が最も感受性が高い。
寄生部位は十二指から空腸上部であり、急性カタール性腸炎を生じます。感染鳥の上部小腸はカタール性腸炎により腸壁は嚢状に薄くなり、腸管内には泡沫を含む水様性の滲出液がみられます。
症状は特異的症状に乏しく、重度感染によって抑うつとなり、食欲は低下しないが、体重が減少して発育不良となり、羽毛は乾性で粗雑となります。
また、泡沫を含む水様性下痢が特徴であり、重症では痙攣を引き起こして死亡します。
実験的感染では4~7日後に発症し、7~10日後に死亡はピークとなります。自然感染では70~80%の死亡率もみられます。耐過し回復すると、長期間にわたり保虫鳥となり原虫を糞便中に排出します。
ヘキサミタ症の予防
本症の予防には飼育舎の床をコンクリートとし、飼育環境を衛生的に維持します。また、本症の感染は原虫汚染便を嚥下して直接感染するので、病鳥の隔離が重要です。
耐過鳥は無症状で保虫しており、雛への感染源となるので、成鳥と幼鳥を分離して飼育することも本症の予防に意味があります。
