鳥類の消化器系からは数種のトリコモナスが記載されていますが、病原性が証明されているものは次の2種です。
●ハトトリコモナス症
T.gallinaeは鳥類、特にハト類の上部消化管に寄生します。原虫は成鳥の口腔、素嚢に存在しますが、ほとんど病害がなく、ときに潰瘍をみる程度です。
この原虫は雛に病害があり重要です。感染はハトミルクにより親バトから雛へ伝播されますが、原虫株によって病原性にかなりの強弱があります。
初期には口腔粘膜、鼻裂境界、口蓋縁後部に小さな壊死性の黄色部が生じ、後におおきな塊となり硬い乾酪化反応を生じます。
食道、素嚢の潰瘍は中央が乾酪化し、黄色のボタン様を呈します。乾酪化病変は肝臓にもみられます。また、腹部内臓器の癒着も強い。
素嚢内には多量の液状物が貯留します。
T.gallinaeは鳥類、特にハト類の上部消化管に寄生します。原虫は成鳥の口腔、素嚢に存在しますが、ほとんど病害がなく、ときに潰瘍をみる程度です。
この原虫は雛に病害があり重要です。感染はハトミルクにより親バトから雛へ伝播されますが、原虫株によって病原性にかなりの強弱があります。
初期には口腔粘膜、鼻裂境界、口蓋縁後部に小さな壊死性の黄色部が生じ、後におおきな塊となり硬い乾酪化反応を生じます。
食道、素嚢の潰瘍は中央が乾酪化し、黄色のボタン様を呈します。乾酪化病変は肝臓にもみられます。また、腹部内臓器の癒着も強い。
素嚢内には多量の液状物が貯留します。
●七面鳥トリコモナス症
T.gallinarumは、七面鳥、ホロホロ鳥、鶏の盲腸、肝臓に寄生しますが、鶏ではほとんど病害はない。盲腸病変は本質的には黒頭病の病変と同じであり、盲腸内にチーズ様内容物がみられます。
肝臓病変は一般に小さく、辺縁が不規則で、表面が盛り上がってみえます。
雛が罹病しやすく、病状は黒頭病に似ています。急性トリコモナス症では盲腸炎から水様性・泡沫性の淡黄色の便を排出する下痢がみられ、食欲不振、体重減少、羽毛粗雑をみるのが特徴です。また、死亡率は高い。
慢性トリコモナス症では、食欲不振、体重減少と、泡沫性で淡黄色から濃黄色の下痢便を排出する間歇性下痢がみられます。
T.gallinarumは、七面鳥、ホロホロ鳥、鶏の盲腸、肝臓に寄生しますが、鶏ではほとんど病害はない。盲腸病変は本質的には黒頭病の病変と同じであり、盲腸内にチーズ様内容物がみられます。
肝臓病変は一般に小さく、辺縁が不規則で、表面が盛り上がってみえます。
雛が罹病しやすく、病状は黒頭病に似ています。急性トリコモナス症では盲腸炎から水様性・泡沫性の淡黄色の便を排出する下痢がみられ、食欲不振、体重減少、羽毛粗雑をみるのが特徴です。また、死亡率は高い。
慢性トリコモナス症では、食欲不振、体重減少と、泡沫性で淡黄色から濃黄色の下痢便を排出する間歇性下痢がみられます。
鳥類のトリコモナス症の予防
適確な予防法はありませんが、ハトトリコモナスの鶏、七面鳥への感染には、水飲み場に集まるハトの関与も考えられます。ハトとの間接的な接触を断つのも予防に繋がります。
七面鳥トリコモナスの予防には、病鳥の隔離が必要であり、同一飼養群に薬物を用いて予防的治療を行うのも良い。
七面鳥トリコモナスは盲腸便内で、37℃では約48時間以内、6℃では120時間生存します。

