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黒頭病(症状・予防) ~ 水様性・黄緑色の下痢便を排出し、特に幼鳥に激しい

ヒストモナス 肉質鞭毛虫類

 
 
ヒストモナス原虫に対する感受性はクジャクが最も強く、七面鳥はこれにつぎ、鶏は抵抗性が強く、感染しても多くは回復します。また最も抵抗性が強いのはウズラです。
 
 
本症の発症には原虫以外に腸管内の細菌が役割を果たしていると考えられており、原虫単独では本症は発生しにくい。
 
 
一般に感染7~12日後に症状が現れます。病鳥は食欲不振、抑うつ状態となって群れから離れ、羽を垂下して佇み、下痢がみられ、水様性・黄緑色の下痢便を排出し、特に幼鳥に激しい。
 
 
病鳥は衰弱し、羽毛は粗剛となります。頭冠、肉髯は退色してチアノーゼを呈し、そのために黒頭病と呼ばれます。幼鳥は症状が激しく、急性経過をとって発病後数日以内に死亡するものも多く、死亡率が高い。
 
 
成鳥は漸次に削痩して死亡するものもありますが、死亡率は低い。
 
 

黒頭病の予防

 
 
原虫は宿主体外では抵抗力が弱く、数時間で死滅しますが、盲腸虫の虫卵内では長時間(1~2年)感染力が失われない。感染源との関係で盲腸虫の駆除を行うことは、本症の予防にきわめて有効です。
 
 
また、ミミズの体内では原虫の感染した盲腸虫の幼虫は長期間生存し、鳥類への感染源となるので、ミミズの駆除も必要です。
 
 
畜舎の衛生環境をよくし、糞便を早急に処理し、成鳥と雛鳥の混合飼育を避けます。

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