症状
一般症状として、食欲不振、衰弱、体重減少、産卵率低下が認められますが、感染後早期から現れる異常として、無殻、軟卵などの形成不全卵の産出があります。
また、腹部膨満も特徴です。
診断
近年、本邦ではほとんど発生をみませんが、形成不全卵の産出、産卵率の減少、腹部膨満などの症状があればクロアカの分泌物や糞便を用いて虫卵検査を行います。
治療
四塩化炭素1~5mlの経口投与が有効といわれていますが、本薬は毒性が強い。
現在、有効な駆虫薬についての情報はない。
予防
第2中間宿主であるトンボ、ヤゴを捕食できない環境で飼育することです。
近年、本邦で発生をほとんどみないのは、養鶏の近代化によって飼育形態が変わり、中間宿主を捕食する機会がなくなったことに起因します。
