シラミ、ハジラミは被毛内に寄生しており、ハジラミは活発に被毛内を移動します。シラミ目の虫は、哺乳動物に寄生し、若虫、成虫ともに吸血性でsucking liceといわれ、吸血した虫体は褐色にみえます。
ハジラミ目の虫は鳥類、哺乳動物に寄生し、非吸血性で表皮、落屑、羽毛、皮脂を食し、biting liceといわれます。
シラミ、ハジラミはともに皮膚に激しい痒覚を与え、動物は落ち着かず、掻痒部を引っかく、噛む、舐める、器物に擦り付けるなどの苛立ちがみられ、動物は神経質となって採食・安眠が妨げられます。
そのために乳、肉、卵などの生産性の低下が認められます。
重度寄生では被毛は不良となり、脱落、落屑増加、皮疹、二次損傷による皮膚炎を生じます。特に幼獣(雛)では貧血、栄養低下の原因となります。多くの種類は冬季に多発し、夏には減少します。しかし、ハジラミは年間を通して認められます。
馬での寄生部位は、頭部、頸部、尾部であり、後に全身に広まります。
牛ではウシジラミが普通で、次にウシホソジラミが多く、好む寄生部位は背部を除く頭部、頸部、胸部です。
ブタジラミは耳根、耳翼内面、頸部、腋下、胸部、腹部に好んで寄生します。ブタジラミは豚痘、イヌハジラミは瓜実条虫を媒介します。
シラミおよびハジラミの症状 ~ 動物は神経質となって採食・安眠が妨げられます
昆虫類
