大腸バランチジウム:バランチジウム・コリ(Balantidium coli)
栄養型は卵円形で、長さ約60㎛、幅40~50㎛です。
体表は一様に繊毛でおおわれ、体の前端には特徴的な前庭という陥入部があり、その底に細胞口がひらく。
これらの部分は明瞭な裂け目として認められます。
食胞は数が多く、細菌や澱粉粒、細胞の破片などをふくみます。
収縮胞は2個、そのうち1個は体末端近くにあります。
細胞肛門は体後端近くにあり、染色標本では認められます。大核は1個で細長く、やや湾曲します。小核も1個ですが、認めにくい。
シストは栄養型よりもはるかにまるく、径約55㎛、シストは黄褐色で2層のシスト壁で包まれています。
豚の盲・結腸に普通ですが、ヒト、サル、犬などにみられることがあります。
世界各地に分布します。
大腸バランチジウム ~ 豚の盲・結腸に普通ですが、ヒト、サル、犬などにもみられる
繊毛虫類