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壺形吸虫 ~ 猫、犬、イタチの十二指腸・空腸の粘膜面に付着器官で固着します

壺形吸虫 線虫類

 
 
壺形吸虫(Pharyngostomum cordatum)、Diplostomatidae科の吸虫は特異な形をもち、壺形吸虫は壺状で、壺の蓋状の特殊な付着器官(tribocytic organ)があります。
 
 
虫体は、1.4~2.3 x 0.8~1.6mm、虫卵は104~121 x 70~89㎛、黄褐色で一見、肺吸虫のようですが、卵殻表面に網目状の模様があります。
 
 
内容は卵細胞と卵黄細胞です。
 
 
猫、犬、イタチの十二指腸・空腸の粘膜面に付着器官で固着します。
 
 
ヨーロッパ、中国、インド、タンザニア、日本に分布し、おもに日本では本州以西に分布します。さらにヨーロッパやアメリカに分布する近縁のAlaria属の1種(虫体1.7~3.0 x 0.9~1.8mm、虫卵103~124 x 70~80㎛)が最近、北海道のキタキツネの小腸から報告されています。

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