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リンカーン Lincoln

リンカーン ヒツジ(めん羊)

リンカーン  Lincoln
 
 
イギリス東海岸、リンカーン地方原産の肉用の長毛種。その地方は肥沃な低地で、冬期以外は気候も温和で、穀類、根葉類、牧草がよくできるところです。
 
 
したがってそこにできた本種は、大型です。それでけに、飼料所要量は大です。
 
 
本種は古くからリンカーン地方にいたレスターに似た大型で粗野の長毛の在来種を改良したものです。もともと毛量は多かったが、肉量の少なかったのを、レスターにより産肉能力に重点をおいて改良されました。
 
 

リンカーンの外観

 
 
ヒツジのうちで、最大の体格をもつ。成体重は、雌100~120kg、雄140~160kg。顔および四肢の下端以外は、長いラセン状の毛束をなした羊毛で被われています。
 
 
雌雄とも無角、体積豊かで、体各部の均称もよい。肉用タイプです。
 
 

能力

 
 
大型で、晩熟であり、骨粗大、肉量は多いが肉質は粗く脂肪の沈着が多い。
 
 
これは長毛種ではありますが、肉用種とはいえないかも知れません。羊毛は36番手で、羊毛としては最太のもの、光沢はあり、毛長は約30cm、産毛量5.4~6.7kg、クリンプは2.5cmに1~2個しかありません。
 
 
内部寄生虫や腐蹄に対する抵抗力が大きいといわれています。
 
 

分布

 
 
イギリスとアルゼンチンに多い。ことに後者に多く、そこでは、メリノーに交配して肉めん羊生産に広く利用されているばかりでなく、羊毛も高く評価されています。番手は40~46番手
 
 
北アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドにも広く飼われ、各種の改良上、あるいは細毛種との一代雑種作成上、用いられています。

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