
ミート型で、イギリスのバークシャー州付近一帯にいた在来種に、中国種、シアメースおよびネアポリタンなどを交配してできたもの。
この原種となったものは、18世紀の末期に、Berkrhirepigと呼ばれて、イングランド全土およびスコットランドの1部に分布していた赤褐色で黒斑のある大型豚でした。
それが19世紀の初めころから上記のような各種のブタが交雑されて、本種は成立しました。
バークシャーの外観
全体が黒色で、顔、四肢競および尾競が白く、これを六白といって、バークシャーの特色としています。体の大きさ中等で、大体、中ヨークシャーに似ているが、体型はいくぶん丸みを帯び、やや骨が細く、脂肪がつきやすい様子をしています。
体重は生後6か月で65~70kg、12か月で約150kg、成豚で200~250kg、顔のしゃくれは中ヨークシャーよりややゆるい。
耳は直立かやや前方に向いて立っています。
能力
早熟早肥で、体質、きわめて強健、放し飼いに適します。また、飼料の利用性にとむ。産子数は中ヨークシャーに比べれば、少し少なく平均8.2頭です。
しかし、哺育は巧みです。肉質は脂肪が少し多いが美味で、生肉、加工の両用に適します。枝肉歩留は85%前後といわれますが、脂肪過多になり易い傾向があります。
多品種とのF1作成に用いて、きわめて好成績です。
分布
イギリスをはじめヨーロッパ、カナダ、オーストラリア、南北アメリカ、ニュージーランド、アフリカ、アジアの各国に分布しています。
在来種の改良やF1の作出に用いられています。
本邦では明治39年(1906)に政府がイギリスから輸入したのを初めとして、しばしば輸入されました。しかし飼育地帯は中ヨークシャーほど広くなく、鹿児島、宮崎、静岡、埼玉に限られています。
現在、本邦からフィリピン、沖縄、台湾、韓国、カンボジア、香港などに、種豚として輸出されています。

