甲羅のないクサガメ

クサガメに噛まれました

動画をご覧頂くと分かると思いますが、このクサガメには甲羅がありません。飼育して12年目?になりますか、まだ1月の寒い時期にほとんど干上がった水路で見つけた個体で、泥に半分埋まった状態で、もう死んでるだろうと棒で突いてみたところ動いたので連れ帰りました。


水道水で泥を洗い流すと何故か甲羅が真っ白なんです。然も、両四肢の付け根には団子になるほどヌマビルがびっしり寄生していましたので、まずはピンセットでヌマビルを1匹ずつ取り除いて吸血していた部分はヨード液で消毒しました。


問題は甲羅です。骨みたいに真っ白になっていて取れかかっていましたし、出血して膿も出ていましたので水場での飼育にすると更に感染している部分が悪化しますので、室内で飼育しました。


普段は衣装ケースに入れていて、給餌の時だけ大きめのタライに半分ほど水を浸して主に咲ひかり等の鯉の餌を与えました。給餌が終わると全体をタオルで良く拭いて、甲羅全体と化膿している部分・四肢の付け根をヨード液で消毒します。


このようなことを約1ヶ月くらい続けた或る日、膿が出て化膿していた部分が治癒したのでしょう、甲羅全体が綺麗にポロリと取れ現在に至ります。もう何歳でしょうかね、毎年産卵しますし大変元気です。


立ち上げまでが大変でしたが、フィーディング・ニードルで抗生剤を投与するにも口を開けないし、配合飼料には餌付かないしで、色々工夫しました。


亀って頭部を甲羅の中へ引っ込めるし、口を開かないんですよ。


口を開けさせるために、ニンゲンの手術等で使う、名前を忘れましたが何とか鉗子を使いました。ピンセットのように摘むと先端が開くタイプの鉗子です。これだと一人での強制給餌や投薬が可能です。


あと、餌付けですね。最初は配合飼料を食べないので、生餌で誘引して徐々に徐々にと配合飼料へと切り替えました。配合飼料を食べるようになるともう安心です。


動画を観て頂くと分かるように非常に良く馴れました。ただ、これくらに大きさのクサガメでも噛まれないように注意が必要です。噛む力が非常に強いです。

広告
キジと水鳥 仲田幸男 昭和46年12月20日 ASIN: B000JA2ICE 泰文館 (1971)
スポンサーリンク
広告336×280
スポンサーリンク

水鳥専用ペレット飼料
スポンサーリンク
広告336×280