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牛蹄の疾患 ~ 蹄底穿孔 punctured sole(感染性(創傷性)蹄皮炎、septic(traumatic)pododerma titis)

5.0
蹄底穿孔 蹄および爪の疾患

 
 
創傷に起因して蹄底の蹄皮に発生する限局性またはび漫性の感染性の炎症で(創傷性蹄皮炎)、化膿が起これば中等度ないし重度の跛行が現れます。
 
 
跛行はしばしば突発します。
 
 
異物(釘、尖鋭な石など)によって多くは蹄底の蹄尖部あるいは白帯の近くの角質が穿通性の損傷を受けて発症します。
 
 
穿孔したところから周囲に坑道形成と化膿が拡がります。
 
 
蹄底の角質が軟かくて薄い乳牛の後肢の蹄に発生することが多く、また蹄葉炎のために蹄底の角質が薄弱になった時にも発生しやすい。
 
 
コンクリートの粗糙な表面による蹄底の過度の磨耗も原因になります。
 
 
種々の菌の混合感染が起こりますが、その中には毎回Corynebacterium pyogenesが混じっています。
 
 
また二次的に蹄骨の骨髄炎、稀れに感染の上方へ(蹄冠まで)の拡大、部分的または全体的な脱蹄(蹄鞘剥離exungulation)が起こることもあります。
 
 
亜急性蹄葉炎、蹄底潰瘍、趾間フレグモーネとの鑑別診断が必要です。
 
 
坑道が形成されていれば蹄底の枯角を徹底的に削除して排液を図り、局所に収斂薬を含んだ包帯を施します。
 
 
できれば同一肢の健蹄にブロックを装着します。全身的に抗生物質を注射します。また、破傷風の常在地では予防接種を行います。

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