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アドレナリン作動性神経遮断薬(adrenergic neuron blocking agents) ~ グアネチジン(guanethidine)・レセルピン(reserpine)

レセルピン アドレナリン作動薬と交感神経遮断薬

 
 
アドレナリン作動性神経遮断薬とはアドレナリン作動性ニューロン(交感神経節後線維)の末端に働き、伝達物質であるノルエピネフリンの貯蔵を欠乏させたり、その遊離を阻止したりしてアドレナリン作動性効果をシナプス前で遮断する薬物です。
 
 
したがって前述のα遮断薬やβ遮断薬と異なって、交感神経興奮によるα効果もβ効果もともに遮断する。
 
 
しかし体外から投与されたカテコールアミン類の作用には拮抗しない。
 
 
この薬効群の薬物はヒトの高血圧症の治療に用いられる。
 
 
家畜に治療を要する高血圧が殆どないので、家畜に於ける臨床的応用はない。
 
 

グアネチジン(guanethidine)

 
 
グアネチジンは交感神経終末からのノルエピネフリンの遊離を著しく減退させることによって、アドレナリン作動性効果を遮断する。
 
 
作用は持続性です。またグアネチジンの反復適用によって神経終末におけるノルエピネフリンの貯蔵が欠乏してくる。
 
 
副腎髄質や中枢神経内のカテコールアミンの貯蔵には影響しない。
 
 

レセルピン(reserpine)

 
 
レセルピンは交感神経末端におけるノルエピネフリンを枯渇させる。
 
 
レセルピンによる血圧降下作用は主としてこの機序による。

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