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鶏跛(Stringhalt) ~ 後肢の機械性跛行を呈する疾患のひとつ

ヒポカエリス・ラディカタ ウマ(馬)の病気

 
 
鶏跛は、運動中に片側または両側の後肢の痙攣を伴う馬の運動障害であり、異常で過剰な飛節の屈曲として現れます。
 
 
重症度は軽度の過屈曲から、地面に着地前に足が馬の腹部に触れる激しい動きまで様々です。鶏跛は、馬を後退させるように指示したとき、または向きを変えたときに最も顕著に現れます。また、寒い時期には症状が悪化することがあります。
 
 
鶏跛は一般的に2つのサブグループに分類され、これには植物に関連した鶏跛(オーストラリア鶏跛としても知られる)と散発性または特発性の鶏跛があります。
 
 
●オーストラリア鶏跛
 
 
馬の放牧地にある特定の有毒植物を食べることで起こります。
 
 
オーストラリア鶏跛の原因として最もよく知られている植物は、フラットウィードとして知られる、ブタナ(豚菜:別名、タンポポモドキ)(ヒポカエリス・ラディカタ:Hypochaeris radicata)ですが、それほど多くはないものの、スイートピー:ジャコウエンドウ(ラシアス・オドーラートゥス:Lathyrus odoratus)やソラマメ属(ビシア属種:Vicia genus)が原因となったケースもあります。
 
 

症状

 
 
●片方または両方の後肢の突然の過屈曲

●筋萎縮

●歩行異常

●馬がいつも何かをまたいでいるように見える

●バニーホップのように見える(ウサギのように、両足で飛び跳ねるような仕草)
 
 

診断

 
 
●病歴

●臨床兆候

●身体診察

●筋電図検査
 
 

治療

 
 
※ボトックス注射

※外側指伸筋切除術

飛節を横切る腱の一部を切除する手術法。成功率は様々です。

※フェニトインとチアミン

大量投与は、異常な末梢神経の活動や過剰な筋収縮を抑える効果があります。

※コントロールされた運動とターンアウト
 
 

予後

 
 
パフォーマンスの点では劣りますが、生活に支障はないでしょう。

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