本邦に、もっとも多く飼われている白色のウサギで、兼用種です。その起原は明らかではありません。恐らく、明治初期の養兎流行時代に輸入された外来種と在来種との間に生まれたアルビノがこの起原であろうと考えられています。
昔は地方により、体型、大きさに相当の差異があり、とくに大型のものをメリケン、中型のものをイタリアン、小型のものを南京(ナンキン)などと言っていました。
農林省も、それらを総称して、日本在来種と総称していました。
第二次大戦の戦後に、一定の標準を作って選抜し、改良を進めることになり、名称も日本白色種と統一命名することになり、現在に至っています。
最近では、体型、資質ともによく斉一されてきました。
日本白色種の外観
毛色は純白、体重は生後8か月において4.8kg。毛長は2.5cm内外で、めん毛が密生していることが標準です。また耳長は18cm未満で、直立することが理想です。
能力
毛皮と肉との兼用種として改良が進められ、ことに毛皮の質と大きさは、世界的に好評を博している。また、肉質も良く美味です。
分布
長野県にとくに多い。その他関東、東北地方に主に飼われています。毛皮としては、輸出されていますが、生兎としては外国に出たことはありません。
