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ニワトリアストロウイルス(Chicken astrovirus) ~ 白ひよこ(White Chicks)

ニワトリアストロウイルス(Chicken astrovirus) ウイルス

 
 
ニワトリアストロウイルス (CAstV) は、一本鎖プラス鎖RNAゲノムを持つ非エンベロープウイルスです。アストロウイルスは主に腸管感染症を引き起こし、ヒトを含む多くの動物種に感染し、乳児下痢症の主な原因となっています。
 
 
CAstVはニワトリに感染する2種類の型のアストロウイルスの1つであり、両方とも若鳥の成長問題、腸炎および腎臓病変と関係します。
 
 
ニワトリに発生する2型のアストロウイルスはトリ腎炎ウイルス (ANV) です。
 
 
CAstVは腸内病原体であり、感染は非常に早期に起こることが多く、糞便・経口経路で水平伝播するか、または一部のCAstV株はナイーブな産卵鶏の親から垂直伝播することもあり、ひなは高レベルのCastVを排出しながら孵化することがあります。
 
 
CAstV感染症は通常生後数日から数週間以内に発症し、特に垂直感染では発症が早いほど転帰が悪化することがありますが、これは特定のCAstV株に依存します。なぜなら、RNAゲノムをもつウイルスに典型的なように、病原性は大きく異なるからです。
 
 
また、感染時のウイルス負荷(量)やCAstVに対する母体抗体の有無も発症に影響します。その他の重要な要因としては、CAstVとの共感染で頻繁に検出されるANVのような他の腸内病原体の存在や、トリオルソレオウイルスや家禽アデノウイルスなど、CAstVとの共感染でよく見られる遍在な腸内ウイルスの例を挙げればキリがありません。
 
 
さらに、群れが同時に複数のCAstVに感染することもあります。
 
 
CAstVやその他の腸内ウイルスは、商業用ブロイラーでは非常に一般的で広範囲に蔓延しています。最近では、CAstVは孵化場の病気と関連しており、特に「White Chicks:白ひよこ」と呼ばれる病気が多く、北欧諸国、北米、ポーランド、ブラジルなどで報告されています。
 
 

分類

 
 
目:割り当てられていない(Unassigned)

科:アストロウイルス科(Astroviridae)

属:アバストロウイルス(Avastrovirus)
 
 

宿主

 
 
●鶏
 
 

関連疾患

 
 
●白ひよこ(White Chicks)

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