瓜実条虫(Dipylidium caninum)、二孔条虫科に属し、長さ15~80cm、最大幅は2~3mです。片節、特にストロビラ後半部の片節は、7 x 2~3mmで特徴的な米粒状あるいは瓜の実状を呈するためにこの和名になりました。
糞便中に排泄された片節は淡紅色を帯び、活発に運動するので容易に鑑別できます。
ときには離脱した片節が肛門からはいだして会陰部に付着しているのがみられます。頭節には額嘴(restellum)があり、そこに多数の小鉤があります。
虫卵は球形で径40~50㎛、子宮嚢(卵嚢)に10~20個の虫卵が含まれたまま糞中に排泄されることもあります。
宿主は犬と猫で、まれにヒトにもみられます。寄生部位は小腸です。
全世界に分布する最も普通な犬の条虫です。
瓜実条虫 ~ 宿主は犬と猫で、まれにヒトにもみられます
条虫類
