
ニワトリは鶉鷄目ニワトリ科に属し、その野生のものは、ビルマ、ジャワのジャングルの中に棲んでいます。これにはアカイロヤケイとアオエリヤケイとがありますが、現在のニワトリは、、アカイロヤケイを飼い馴らしたものから改良されたと考えられます。
現在までには色々と改良され、卵を良く産むハクショクレグホン、肉用のブラマなどが代表的なものです。また、卵肉兼用のロードアイランドレッド、黄斑プリマスロックなどが作り出されています。
ニワトリが我が国に伝わってきたのは古く、日本鶏という系統を固定するまでになっています。その中には尾長鶏のように世界でも珍しい品種も作り出されています。
また鳴き声の良いコエヨシや、トウマルも固定されました。ニワトリに近いチャボも、日本独特のものです。特に尾の無いウズラチャボなどは、最も珍しいものとされています。
ニワトリの体形
ニワトリはおもに地上を歩くので、脚は太く、丈夫ですが、翼はあまりききません。元は野生の鳥だったのですが、家禽になってからは、それぞれの目的によって改良が加えられ、体形も野生の原種とは大変に違っています。
例えば肉用種では、肉量を増すために肥満型となり、卵用種は産卵数に重点がおかれて肉量に欠け、また、観賞用の日本鶏などは、声や羽色に重点が置かれています。
●ナゴヤコーチン
名古屋種は、古くからナゴヤコーチンと呼ばれていました。これは日本に昔からいたニワトリに、コーチン種を掛け合わせたもので、粗食に耐えて、卵も産み肉も多かったので、農村で多く飼われていました。
ハクショクレグホンが飼われるようになってから、その産卵能力が劣るので、次第に少なくなりましたが、近年になって改良が加えられ卵肉兼用種として、また飼われるようになりました。
この改良種を名古屋種と呼び、産卵能力も大変向上しましたが、これよりさらに改良を加えたものを三河種と呼びます。どちらもわが国の気候風土に良く合い、丈夫で卵を良く産み肉も上等です。

