
日本の仙台に迷鳥として飛来して新聞に載った事がありますが、飼い鳥としては日本へ一度も輸入された事はなかったのですが、仲田幸男氏がアメリカの繁殖家から生後6ヶ月の幼鳥を輸入したのが日本での最初のものであったのです。
アラスカの北西海岸とアリューシャン列島でツンドラ地帯に営巣する鳥ですが、此の地方が人跡の一番少ないところで安全であったのですが、近年はエスキモーが捕獲して食用に供した為、著しく減少しており保護の必要があります。
此の鳥はベーリング海の君主に相応しく、輝く純白色の頭に全身に黒灰色の縞があり、これが銀白色に光って美しい雁です。
従来あまり文明人の眼にふれなかった鳥ですが、欧米では此の鳥の繁殖者も現れすこしずつ数は増え、英米には此の鳥のストックも出来ております。
上嘴はピンク色ですが、下嘴は黒で脚は黄橙色です。人にも良く馴れて人間の手から餌をとって食べます。
ミカドガンは海岸の砂地で貝、その他、甲殻類をあさって、これを常食にするのですが、禽舎で飼う時は野菜も良く食べますし、穀類、ドッグフードで飼うと結構です。
孵化日数は24日で、非常に変わった奇声を出します。
ミカドガン Emperor goose
雁類
