
雁の中で一番美しいと言われているのですが、大正時代に一度日本へ来たことがあります。
この雁は中型の雁で飼うのに広い場所が要りませんし、人に良く馴れて繁殖も容易です。
頸が長くて蛇のような動かし方をする事があります。この雁を仲田幸男氏がアメリカより輸入して、東京の羽田空港および大阪の伊丹空港へ到着の際、狭く暗い輸送箱の中にいる時に空港の係員は皆、此れは蛇ですか?と尋ねたことがあったそうです。
顔は白ではなく、バフ色で頭頂から頸、胸にかけて黒雁の名が示す如く純黒で美しいです。
グリーンランドの岩壁の割れ目に大小のコロニーをなして巣を作ります。
此れは、狐などの外敵から逃れるのに都合が良いのです。冬期は北欧と英国に渡ってきます。日本名はカオジロガンですが、英名は、Barnacle GooseでBarnacleとはフジツボという意味で、昔、渡りという事が知られていなかった時代の英国の人々は、此の鳥はフジツボから生まれるのだということを信じて名づけたのです。
飼料は野菜が主食で、一年を通じて粒状穀類、マッシュ、馬鈴薯を与えると良いのです。
生後三年目から繁殖します。また、他鳥と同居で飼っても争闘は起こりません。
孵化日数は25~28日です。
カオジロガン Barnacle Goose
雁類
