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チックテスターでの鑑別の方法

チックテスターでの鑑別の方法 ニワトリ(鶏)

チックテスターでの鑑別の方法

鑑別をする時、まず最初に雛の握り方が大切です。あまり強く握りすぎると雛を苦しめたり傷めたりしますから、ふんわりと、然も暴れて動かないように握ります。
 
 
実はこの雛の握り方が、鑑別法の中で最も難しいところで、鑑別を速くするのも遅くするのも、この握り方で決まってしまいます。うまく握ったら、親指で腹部を軽く押し上げると同時に人差し指で尾堆の部分を下に押し、少量の糞を出させるのですが、そうすると肛門や直腸部分が濡れ、今まで引き締まっていたところが開くので、曲管を差し入れるのが楽になります。
 
 
曲管の先端は少し曲がっていますから、調べようとする卵巣や睾丸が、直腸壁を通して丁度接近するようになっています。

●雄の発見

曲管を差し入れて直ぐ右側を見ると、淡いオレンジ色で、上部がやや尖った円形の副腎が見えますが、その隣に米粒のような形をした乳白色で厚みのあるのが睾丸です。
 
 
左側にもあるので、直ぐわかります。勿論、これが雄です。

●雌の発見

曲管を差し入れて直ぐ左側を見ますと、副腎に被さるようにして下端が細長く、やや尖っていて色は乳白色ですが、厚みがなくあまり輪郭がはっきりしない卵巣が見えます。
 
 
右側の卵巣は退化してしまって良く見えませんから、直ぐ見分けがつきます。
 
 
雄の見分け方が、かなりはっきりしますので、それ以外は雌と判定しますが、ニワトリの種類によって各部に多少の違いがあります。
 
 
雌雄鑑別を機械を使わないでやる今までの肛門鑑別法は、視力やカンが衰えると出来なくなりますので、普通は40歳ぐらいで鑑別師の第一線を退かなければなりませんが、チックテスターを使えば、いつまででも鑑別することが出来ます。
 
 
しかし、肛門に機械をいちいち差し入れるので手間がかかるのは欠点ですが、実地練習を十分積めば、1時間に600羽~800羽は鑑別でき、しかも100%の正確性度があるのですから中々役に立つ機械と言えます。
 
 
このチックテスターの発明者は木沢武雄氏で、世界20ヶ国の特許を取り外国へも輸出しています。

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