麻酔薬

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中枢神経系

エーテル(ether) ~ 麻酔力はかなり弱く、導入に要する時間も長い

医薬品のエーテルはジエチルエーテル(diethyl ether)です。無色の液体で、低比重(0.6)で沸点が低い(35℃)。その蒸気は引火性です。エーテル蒸気は空気より重く(2.56倍)、床や卓を覆うので、引火の危険が大きい。水への溶解度は...
中枢神経系

ハロタン(halothane) ~ 強力な麻酔薬であり多くの動物種の麻酔に有用です

揮発性の液体で比重1.86、沸点50.2℃、不燃性で酸素混合気にも爆発性はない。通常の麻酔器には4%までの気化器が付属していますが、豚の麻酔には6~8%の気化器が必要です。中枢神経系に対する作用麻酔力はエーテルの5倍程度で導入速度が速い。鎮...
中枢神経系

吸入麻酔薬の作用機序(theories of anesthesia) ~ 吸入麻酔の方法

MeyerとOvertonは別個に”麻酔薬の強さは油への溶解度と比例する”との学説を提出した。事実多くの麻酔性気体の麻酔力(MAC)と(オリーブ油)/(水)の分配係数を調べてみると両者に比例関係があることがわかる。吸入麻酔薬の脳内麻酔濃度は...
局所麻酔薬

リドカイン(lidocaine) ~ 全ての型の局所麻酔に用いることができるし速効的

リドカインはアミド型の局麻薬の代表的薬物です。薬理作用局所麻酔用リドカインのpKaは7.8で局麻薬のうちでは低いし分配係数も高い。したがって粘膜通過性とか神経線維への透過性が良く、全ての型の局所麻酔に用いることができるし、速効的です。通常、...
局所麻酔薬

コカイン(cocaine, 麻薬) ~ 局所麻酔薬としては他の合成薬より劣るので用いられない

コカ(Erythroxylon coca)の葉から得られるアルカロイドです。薬理作用●局所麻酔用コカインはプロカインの1/2程度の効力を持つ局所麻酔薬ですが、粘膜刺激性が強い。交感神経様作用吸収作用として血管収縮、瞳孔散大、心亢進などの交感...
局所麻酔薬

プロカイン(procaine) ~ 主として注射用局麻薬として0.5~2%で用いられる

安息香酸エステル型の代表的化合物です。薬理作用局所麻酔用プロカインは局所麻酔薬のうちでpKaが最も高く(8.9)、また遊離塩基の水溶性も最も高い。このために粘膜透過性が悪く、表面麻酔には4%以上の濃度が必要になるので実用性がない。主として注...
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