
セキセイインコは禽舎に数ペアを放して飼うのが良く、ペア数よりもやや多く巣箱を設置してやりますと自由に繁殖します。箱の中で巣引するには庭箱を用い、これに巣箱を入れ1ペアずつ飼います。
餌はヒエを60%に、アワ、キビをそれぞれ20%ずつか、アワ40%にして良く混ぜて与えます。寒い時や換羽後などには、エゴマを全体の10%ぐらい入れます。これが20%を越えると脂肪過多症になりますから注意を要します。
その他、イカの甲を入れてやります。発情飼料には、粟玉を与えます。また、雛が産まれた時も、粟玉を与えますと、育ちが良くなります。
セキセイインコの雌雄の見分け方ですが、雄も雌も同じ色彩をしていますから、羽色だけで区別することが出来ません。上の嘴の基にある蝋膜によって見分けるのです。
雄の蝋膜は、雌のそれよりもやや大きくて少し盛り上がった感じがします。また、雄は嘴の形もいくらか太く丈夫そうなのが分かる事でしょう。
蝋膜の色は、発情期になると雄は美しい藍色になりますが、雌は褐色になりますので、誰にでも直ぐ分かります。ただ、高級セキセイインコの場合は、これだけで区別することは出来ないものが多いのです。
例えば、アルビー(白)という品種では、雄の蝋膜は発情期になっても肉色をしています。雌ははじめ薄紫がかった色をしていますが、発情期になると薄茶色になります。
また、雌の蝋膜は老鳥になるに従ってチョコレート色になり、表面が萎びてきますので、若い鳥か歳とった鳥かを区別することが出来ます。老鳥は卵を産むことが少なくなりますから、蝋膜で見分けて繁殖には用いないようにすることが大切です。
雄は、やや老鳥になっても、十分に繁殖に用いることができます。

