ニセアカシア (ロビニア・プセウドアカシア:Robinia pseudoacacia) は、成長の早い落葉広葉樹の高木で、ペンシルベニア州からアラバマ州にかけてのアパラチア山脈に自生し、米国のオザーク山脈に二次個体群があります。
日本には1873年に渡来しました。蜜源植物として重要で、街路樹、公園樹、砂防・土止め用の植栽、材は器具用等に用いられます。
暗褐色の樹皮はでこぼこしていて、層状の隆起があります。垂れ下がったエンドウマメのような房に、香りのよい白、ピンク、紫の花をつけ、5cmほどの果実のさやは滑らかで、4から8個の種子が入っています。
有毒成分
ニセアカシアのすべての部分には多くの毒素が含まれており、最も重要なのは、ニワトリが摂取すると有毒な毒性アルブミン(toxalbumin)のロビンです。
毒性アルブミンはタンパク質の合成を阻害する植物性タンパク質で、破傷風やボツリヌス菌に含まれる毒素と構造が似ています。
この毒素は、特に内樹皮、種子、葉に多く含まれています。ニセアカシアの樹皮、剪定された枝や落ちた枝、若い新芽を摂取すると、家禽にニセアカシア中毒が現れることがあります。中毒の症状は、摂取後1~2時間で現れ、出血性腸炎に起因します。
症状
食欲不振
下痢(血便の可能性あり)
衰弱
抑うつ
麻痺
死亡

