シメチジンなどのH₂拮抗薬はヒスタミンのH₁受容体作動作用に影響することなく、H₂受容体作動作用だけに拮抗する。
犬ではシメチジンの投与によって胃酸分泌は抑制されるがペプシン分泌への影響は弱い。ヒスタミン、ガストリン、インスリン(胃への迷走神経緊張を高める)によって亢進する胃酸・ペプシン分泌には強い抑制作用を示す。
同様な反応は多くの動物種で認められる。
シメチジンは犬猫の胃腸や消化管潰瘍の治療に用いる。
アナフィラキシーショックには、H₁、H₂の両方の受容体が関与するといわれているが、少なくとも牛ではアナフィラキシーショックにシメチジンを投与すると症状が悪化する。
シメチジン(cimetidine),H₂拮抗薬 ~ 犬ではシメチジンの投与によって胃酸分泌は抑制されるがペプシン分泌への影響は弱い
オータコイドと抗炎症薬
