
スイス及びフランスのアルプス地方に広く飼われている在来種を総称してアルパインといっています。その被毛は白色から褐、灰、黒色にいたる種々ですが、体型は大体、ザーネンに似ています。
このアルパイン系のものから、イギリスで作出したものが、ブリティッシュ・アルパインです。その作出過程は明らかではありません。
ブリティッシュ・アルパインの外観
毛色は黒で、顔、四肢下方、乳房などが白です。
雌は優美な乳用型をしています。角や肉髯はあるものと、ないものとあります。体格はザーネンよりいくぶん小型です。
能力
性質温順で、体質も強く、山岳地帯に適しています。
ザーネンに比べれば泌乳量は少し劣る。乳脂率は大体ザーネンと同様です。
分布
イギリスが主体ですが、種畜として各地に輸出されました。本邦にもかつて、農林省が輸入したことがありますが、一般には普及しませんでした。

