アメリカオシ
北米産の鳥で一時絶滅が心配されるほど数が減ったのですが、現在は飼育家の繁殖によって大いに数が増え絶滅の心配は無くなり安価で入手出来るようになりました。
雄はオシドリに良く似ていますが、雄は銀杏羽と頸に垂れている総羽がなく全体紫光色が強く少しグロテスクですが美しいものです。
眼は明るい赤色で、雌はオシドリのそれと異なる処は目の周りがより白い事です。
繁殖力はオシドリより高く、有精卵は最初の1年目から産みます。
3月中旬から産卵を開始しますが、卵を取り去れば補充産卵で卵を追加し、全体で3クラッチ30個位もとれます。
しかし、雛を育てることはそう容易ではありません。
孵化日数はオシドリと同じく30日前後です。