アメリカフジ ～ 全ての部分が家禽に対して毒性がある　

 
 
アメリカフジ (ウィステリア・フルテッセンス：Wisteria frutescens) は、非常に丈夫で、成長が早く、茎が高く伸びる観賞用のマメ科の蔓性落葉樹です。
 
 
3月から5月の間に開花しラベンダー色から紫色のスイートピーのような香りのよい魅力的な花を、ぶら下がった茎の房状に咲かせます。
 
 
夏の終わりに平らな種子のさやが現れ、緑褐色から黄金色をしています。各種子鞘には1～8個の丸い茶色の種子が含まれています。
 
 

アメリカフジの有毒成分

 
 
アメリカフジのすべての部分は家禽に対して有毒です。 配糖体の一種であるウイスタリン（wistarin）とレクチン(lectins)が含まれています。
 
 
アメリカフジを摂取すると、主に鳥の消化器系に影響を与えます。症状は摂取後24時間以内に現れることがあります。