キダチタバコ ~ 葉、花等全ての部位が有毒

ビーブラスト・テキスト



キダチタバコ(ニコチアナ・グラウカ:Nicotiana glauca) は、ナス科タバコ属の常緑樹で樹高は5~7メートル程度になります。南アメリカ原産ですが、世界のほとんどの地域に観賞用として導入されました。


4月から10月頃枝先に円錐花序を出し、長さ5センチ程度で黄花の筒状花をつけます。葉は青みがかった灰色で卵形で、全縁があります。


乾燥に強く、成長が早く、密集した林分を形成します。

キダチタバコの有毒成分



ピリジンアルカロイド(pyridine alkaloids)とピペリジンアルカロイド(piperidine alkaloids)が含まれています。


大量に摂取すると、中枢神経系、心臓、消化器系に影響を及ぼす可能性があります。

症状

筋肉の震えと筋力低下
協調運動失調(Incoordination)
興奮
昏睡
運動麻痺(Paralysis)

キジと水鳥 仲田幸男
キジと水鳥 仲田幸男 昭和46年12月20日 ASIN: B000JA2ICE 泰文館 (1971)
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