フェスク中毒(Fescue Poisoning) ~ エンドファイト(内生菌)に感染した草や干し草を食べることで時間とともに中毒を起こす



オニウシノケグサ(フェスツカ・アルンディナケア:Festuca arundinacea)は、米国南東部に最も多く生息するイネ科に分類される雑草の一種で、3,500万エーカー以上の土地を占めています。


この土地の草の62%は、内生菌である(ネオティホディウム・コエノフィアルム:Neotyphodium coenophialum)に侵されています。(N.coenophialum)は植物や種子の中に生息し、様々な量の麦角アルカロイドを産生します。


牛は麦角アルカロイドに非常に感受性が高く、エンドファイト(内生菌)に感染した草や干し草を食べることで、時間とともに中毒を起こします。


主なアルカロイドはエルゴバリンで、植物に含まれる量は、菌株、植物の部位、成熟段階、環境条件、地域によって大きく異なります。

症状



●被毛粗剛

●四肢壊疽性壊死症

●乳汁分泌不全

●体温上昇

●体重増加の抑制

●受胎率低下

治療



※ドンペリドン

※ペルヘナジン

※レセルピン

※内生菌に感染したオニウシノケグサを牧草地からの除去

※感染した牧草を枯死させ、内生菌を含まないオニウシノケグサ種子で再植する。

予防



※繁殖期に関する知識

※乳腺発達のモニタリング

※エンドファイト(内生菌)に感染したオニウシノケグサの牧草地や干し草からの除去

キジと水鳥 仲田幸男 昭和46年12月20日 ASIN: B000JA2ICE 泰文館 (1971)
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