七面鳥トリコモナス ~ 鶉鶏目の鳥類の盲腸、ときに肝臓まれに血液中にみられる



七面鳥トリコモナス:テトラトリコモナス・ガリナルム(Tetratrichomonas gallinarum)


体は洋ナシ状、7~15 x 3~9㎛、前鞭毛は4本、1本の後鞭毛は後部が遊離します。


軸索は細くて長く、先端が尖る。


副基体の形は変化に富みますが、円盤状のものがふつうです。


鶏、七面鳥、ホロホロ鳥のほかウズラ、キジなどの鶉鶏目の鳥類の盲腸、ときに肝臓まれに血液中にみられます。


世界に広く分布します。なお、肝臓より分離される虫体には前鞭毛5本のものがあります。