ハシビロガモ
嘴が大きくて扁平なスプーン状をしているのが特徴で、此れもやはり立派な鳥です。
飼育には動物質の餌が不可欠で、高タンパク質の餌を与えます。
繁殖期には狭い池に多数羽を同居で飼えば争闘が起こりますから、避けるべきです。
飼育繁殖ともに容易で、30年以上に亘って繁殖できたとデラクール博士は言っています。卵をとれば補充産卵で2又は3クラッチの産卵をします。
雛は昆虫がいないと育ちません。雄は頭が金属光沢の青緑色で、頭頂、前頸、嘴は黒く胸は白色です。
脚はオレンジ色で、腹から肛門の方へは褐色です。然し、夏羽になりますと雌と同じ茶褐色の地味な鳥になります。
ハシビロガモの孵化日数は23日です。