サルモネラ症(Salmonellosis) ~ 成牛の下痢の最も一般的な感染原因の一つです



サルモネラ症は、サルモネラ属細菌による感染症であり、成牛の下痢の最も一般的な感染原因の一つです。


サルモネラはグラム陰性の桿菌で、サルモネラ・エンテリカ(S.enterica)とサルモネラ・ボンゴリ(S.bongori)の2種を含みます。


大部分の症例は単一の亜種、サルモネラ・エンテリカ(S.enterica)に関連しています。


下痢の重症度は、軟便 (水様便ではない) から悪臭のある液体まで様々です。


伝播:牛は、汚染された水や飼料を摂取し、感染動物の糞便、汚染された環境表面、あるいは農場の職員の汚染された手や器具に経口的に接触することで感染します。


また、牛はサルモネラの保菌者であることもあり、糞便中に病原体を間欠的に排出します。(ストレスがかかるまで臨床症状を示さないことがある)。

症状



●元気・食欲不振~廃絶

●発熱(40~42℃)

●悪臭があり粘液や血液を混入した泥状~水様下痢便

●肺炎症状

●関節の腫脹

●急死(甚急性)

治療



※抗生物質

※経口薬

※静脈内輸液

※電解質

※サルモネラ菌に対する高濃度の抗体を含む血漿

予防



※バイオセキュリティー

家畜や農作物への病原体の侵入や病気の蔓延を防ぐための取り組みや体制

キジと水鳥 仲田幸男 昭和46年12月20日 ASIN: B000JA2ICE 泰文館 (1971)
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