サシバエ類 ~ サシバエの口器は雌雄とも吸血のために管状



サシバエ類(stable flies)、サシバエ類はイエバエ科に属するハエで雌雄とも吸血します。本邦からは3属5種のサシバエ類が知られていますが、重要なのはサシバエ(stable flies)とノサシバエ(horn flies)です。


サシバエ類が他のハエと大きく異なる点はその口器です。


一般のハエが物を舐めるために、口器は柄の付いた吸盤状であり、しかも採食時以外は縮めることができるのに反して、サシバエの口器は雌雄とも吸血のために管状となり、しかも休息時にも頭の前方に突出しています。


サシバエ(Stomoxys calcitrans)はイエバエ(Musca domestica)に似ていて体長4~8mm、翅を広げて止まり、全世界に分布し、本邦でもふつうです。


ノサシバエ(Haematobia irritans)はサシバエより小形(体長3~5mm)で世界各地に分布し、本邦では特に東北、北海道におおい。

キジと水鳥 仲田幸男 昭和46年12月20日 ASIN: B000JA2ICE 泰文館 (1971)
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