ルーメンアシドーシス(Rumen Acidosis) ~ 蹄葉炎、灰白質脳軟化症および肝障害と関連



ルーメンアシドーシスは、ルーメン(第一胃)のpHが低下しているために牛に起こる消化管疾患です。


粗飼料ベースの飼料を給与している牛のルーメンのpHは6~7ですが、6未満に低下すると、アシドーシスを引き起こす乳酸産生細菌の増殖の要因となります。


症状の重症度はpH低下の程度によって異なり、pHが5.6未満であれば、亜急性の軽度から中等度のアシドーシスとなります。


pHが5.2未満であれば、重度のアシドーシスが急性に発症します。


アシドーシスは、蹄葉炎、灰白質脳軟化症および肝障害と関連するか、またはこれらの発生につながります。

症状



●沈うつ

●採食量の急な低下

●軟便、下痢、酸っぱい臭いの便

●乳脂肪率の低下

●跛行

治療



※プロバイオティクス(動物に良い影響を与える微生物、または、それらを含む製品)

経口投与

※肝膿瘍の治癒

タイロシン、バージニアマイシンまたはクロルテトラサイクリン

予防



※食餌の変更は、少なくとも3週間かけてゆっくり行います。

※イオノフォアの供給

※給餌量を制限する。

※飼料を増やして穀物を減らす。

※微生物サプリメントを直接与える。

予後



※予後は重症度によって異なります。

キジと水鳥 仲田幸男 昭和46年12月20日 ASIN: B000JA2ICE 泰文館 (1971)
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