伝書鳩(レース鳩)

伝書鳩(レース鳩)
伝書鳩(レース鳩)

伝書鳩の祖先はカワラバトです。鳩の類は生まれつき自分の巣に帰る強い性質がありますので、この性質をうまく利用して、次第に遠くから帰るように改良されたのが伝書鳩です。


鳩が通信に使われたのは紀元前からのことで、エジプトではじめて戦争の時に用いました。それからいつも戦時の通信に用いられ、近くは第一次世界大戦の時にドイツ軍に囲まれたフランス軍が、鳩によって危急を伝えたので援軍が来て救われたことが有名になり、各国で研究がはじまりました。


わが国で鳩を通信に用いたのは江戸時代からで、大阪で米相場を鳩で知らせて大儲けした商人があり、これが幕府に知れて処罰されました。大正時代より軍用として研究がはじまり、戦時中は最も盛んでした。

伝書鳩(レース鳩)の血統書と足輪



優れた性能を持つ伝書鳩は、長い間の改良の結果として生まれたものですから、その系統は良く記録しておかなければなりません。私たちは戸籍簿があるように、伝書鳩にも1羽1羽にその血統書がついています。


鳩は生まれて1週間ぐらいすると足輪をはめます。此れには、生まれた年号と番号があり、その足輪を外せないようになっているので、足輪の番号と血統書を見れば、その鳩の生い立ちから先祖までが分かります。


また、これらの番号は鳩協会に登録されていますので、行方不明になってもこれで直ぐ分かります。足輪の無いものや、継ぎ目のある足輪のものは価値がありません。


足輪は軽いアルミニュウムで作られていて、ぜんぜん継ぎ目のないものです。これをはめるのは、生まれて7日目ぐらいです。足輪にはこれを発行した協会のマークが入っていて、番号は初めに生まれた年号が刻印され、次に1連番号がありますが、これによって所属の協会、生年などが分かり番号は協会に登録されるので、所有者などがはっきりします。

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