牛RSウイルス(BRSV) は牛の重篤なウイルス性呼吸器疾患です。
BRSVは軽度から生命を脅かす臨床徴候まで幅があり、ウイルスによる組織の損傷により二次的な細菌感染が起こります。
BRSVは気道の粘膜細胞に感染し、気道から病原体および粒子状物質を除去する粘膜繊毛器官を破壊します。
牛RSウイルスはパラミクソウイルス科に属する一本鎖(-)RNAウイルスです。牛RSウイルスの自然宿主はウシですが、ヒツジやヤギに感染することもあります。
感染動物では2~8日の潜伏期を経て稽留熱、呼吸器症状を示します。
症状
●明るい赤色の粘膜
●呼吸数の増加
●自発的な咳き込み
●食欲減退
●高熱
●鼻汁
●沈鬱
治療
※抗生物質療法
細菌の二次感染に対して。
※チルミコシン注射液
※支持療法
予防
※ワクチン:集団における疾患の予防に役立つワクチンが利用可能です。

