テストステロン・シピオネートはアンドロゲンに属するステロイドホルモンです。慢性的に産卵する産卵鶏の一部の症例には有用ですが、長期間使用すると腎疾患または肝疾患を引き起こす可能性があります。
投与量
8mg/kg、筋注、必要に応じて週1回。
剤形
経口投与用の錠剤(10mgまたは25mg)と、筋肉内投与用の注射剤(200mg/mL)があります。
副作用
※行動の変化
※腎障害や肝障害のリスクが高まる
薬物相互作用
●アセチルサリチル酸
アセチルサリチル酸はテストステロンと併用すると血清濃度が上昇します。
●クロラムフェニコール
クロラムフェニコールと併用するとテストステロンの代謝が低下することがあります。
●クロルプロマジン
テストステロンと併用するとクロルプロマジンの血清中濃度が上昇します。
●コレカルシフェロール
コレカルシフェロールを併用するとテストステロンの代謝が低下します。
●クロトリマゾール
クロトリマゾールと併用するとテストステロンの代謝が低下することがあります。
●シクロスポリン
テストステロンはシクロスポリンの肝毒性活性を高める可能性があります。
●ジアゼパム
ジアゼパムはテストステロンと併用すると血清中濃度が上昇することがあります。
●ドキシサイクリン
ドキシサイクリンと併用するとテストステロンの代謝が低下することがあります。
●フルオキセチン
フルオキセチンと併用するとテストステロンの代謝が低下することがあります。
●イベルメクチン
イベルメクチンはテストステロンと併用すると血清中の濃度が上昇することがあります。
●ケトコナゾール
ケトコナゾールと併用するとテストステロンの代謝が低下することがあります。
●メチルプレドニゾロン
メチルプレドニゾロンはテストステロンと併用することで血清中の濃度を高めることができます。
●オメプラゾール
オメプラゾールと併用するとテストステロンの代謝が低下することがあります。
●プレドニゾロン
プレドニゾロンはテストステロンと併用することで血清中の濃度を上げることができます。
●プロゲステロン
プロゲステロンはテストステロンと併用することで、血清中の濃度を上昇させることができます。
●セントジョンズワート
セントジョンズワートと併用することで、テストステロンの血清濃度を低下させることができます。
●スルファジアジン
スルファジアジンと併用するとテストステロンの代謝が低下します。
●タモキシフェン
タモキシフェンはテストステロンと併用すると血清中濃度が上昇します。