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蛍光性物質 ~ 生体に一種の有害作用を及ぼす

ソバ タデ科 家畜中毒

 
 
蛍光を有する有機化合物は複雑で明らかではありませんが、生体に一種の有害作用を及ぼすものがあります。
 
 
これを光学的物質といい日光の曝射によって局所に刺戟作用を及ぼし発炎、壊疽を招きます。
 
 
植物では一般にタデ属ならびにソバ属によってこれと類似した疾病を起します。
 
 

(1)ソバ タデ科 Fagopyrum esculentum

(2)ヤナギタデ Polygonum hydropiper

ハルタデ P.persicaria

 
 
以上の植物には全草に不明の光学的物質を含み白色皮膚を有する家畜特に羊、豚、稀に山羊を侵し所謂ソバ紅疹といわれる炎症を起します。
 
 

症状

 
 
主徴は家畜の頭部、顔面および身幹の皮膚に発炎、腫脹、水疱、フレグモーネ、壊死を見、日光の曝射によって主として白色皮膚に発します。
 
 
而して多くは皮膚の変状に止まるが、重症の場合は胃腸炎、膀胱炎、興奮、麻痺、昏睡などを招きます。
 
 

療法

 
 
日光の曝射を避け、舎内に繋留し同時に下剤を用いて毒分の排泄をなし、皮膚炎に対しては症状により軟膏その他の塗布剤を貼用します。

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