モロコシ ～ 麦角中毒を起こす可能性がある

 
 
モロコシ（ソルガム・バイカラー：Sorghum bicolor）は、イネ科の一年草のC4植物・穀物で、牧草、サイレージ、干し草に使用するために栽培されています。　
 
 

モロコシの有毒成分

 
 
モロコシは、植物のストレスや干ばつ条件などの特定の環境条件下で、高レベルのシアン配糖体 (シアン化物中毒を引き起こす可能性のある化学物質) を蓄積する可能性があります。
 
 
さらに、クラビセプス種(Claviceps種) (クラビセプス・プルプレア：Claviceps purpurea が最も懸念されます) によって汚染されることが多く、その結果、麦角が発生します。
 
 
麦角には有毒な麦角アルカロイド（クラビンアルカロイド、D-リゼルギン酸およびその誘導体、エルゴペプチンなど）が含まれています。
 
 
慢性的な摂取は、麦角中毒として知られる非常に深刻な症状の発症につながる可能性がある。