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飛節周囲炎 peritarsitis (tarsal cellulitis, tarsal hygromata, concrete hock)

飛節周囲炎 関節の疾患

 
 
敷料の少ない、硬いコンクリート床の上で飼育され、またストールが狭小なため起立時に激しくもがく牛に発生することが多い。
 
 
主として繋ぎ飼育の牛の問題です。
 
 
飛節の外面が広く腫脹し、波動があり、時には著しく大きい腫瘤になります。また一方、腫脹部の皮膚は肥厚し、硬結し、脱毛することが多い。
 
 
瘢痕化することもあります。
 
 
病巣が著しく大きくなるまでは必ずしも跛行を呈しない。感染(主に、Corynebacterium pyogenesによる)のためフレグモーネが発生して下腿部に拡がることがあり、また病機が深部に進行して関節炎を起こし、回復不能に陥るものもあります。
 
 
腓骨下端の外果が皮膚のすぐ下にあってその領域には皮下滑液嚢があります。また外側趾伸筋と長腓骨筋の腱鞘、外側々副靭帯の下の滑液嚢もあり、これらが器械的刺激の反復によって炎症を発します。
 
 
感染またはそれの蔓延を防ぐため、穿刺、切開などの外科的処置を避け、罨法、擦剤などの消炎処置を施します。
 
 
関節炎に陥ったならば全身的に化学療法を行います。
 
 
敷料を十分に供給することとストールの寸法を適正にすることによって予防します。発症した繋ぎ飼育の牛はわらを敷いた牛房に放します。

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